バイオシリカ®の特徴
材質編
バイオシリカ®は、他の資材に混ぜることも可能で、大変有利な材質特性も持っています。これらの材質的特徴によって、様々な用途への柔軟な適用が支えられています
- 高純度
- シリカ純度99.0%以上
- 非晶質
- シリカはアモルファス(非晶質)の状態
- 微細多孔質
- 蜂の巣のように天然の沢山の小さな穴が開いている構造(ハニカム構造)
- 高白色度
- 高純度であるバイオシリカ®の粉末は白色度が高い
性質編
様々な機能、材質的特徴を持つバイオシリカ®ですが、性能もまた秀逸です。
- 安全性
- 原料が、食用のお米についているもみ殻なので安全アモルファスでもあるバイオシリカ®は結晶質シリカと違い人体に安全である。
- ※世界保健機関WHOの付属機関である国際癌研究機構IRACによれば、アモルファスシリカは、人体に対して発癌性を作用させる物質には属さないグループlll(人に対する発がん性については分類できない)であるが、結晶性シリカは発癌性を作用させるグループl(人に対して発がん性がある)に属している。したがって、安全性の点から籾殻からシリカを製造する際にはアモルファス状態で抽出することが不可欠である。
機能・効果編
バイオシリカ®を応用した製品には、いくつかの特筆すべき機能・効果が見らます。例えば繊維素材への応用例をご覧ください。
>>繊維以外の応用品はこちら
- 抗菌機能
- 日本化学検査協会の試験では、静菌活性値が基準の2.1を大幅に上回る4.1をマーク。
- 消臭・脱臭機能
- 日本化学検査協会の試験では、アンモニアガス・酢酸ガス・イソ吉酸ガスの除去試験いずれも社団法人繊維評価技術協議会が定める基準値(75%以上減)をクリア
- 遠赤外線分光放射率
- 日本化学検査協会の試験では、積分分光放射率が未加工品の数値を5%以上、上回り遠赤外線協会の基準値をクリア